はいさい!知念です。
私がフリーランスとして活動しているとよく聞くのは、
「沖縄のフリーランスは稼げない」や
「沖縄で個人事業主は仕事がない」
など、ネガティブなことが多いです。
しかし、実際に東京で働き、沖縄で会社運営してフリーランスになると色々と見えてくるものでして。
そんなに沖縄のフリーランスは稼げないのかな?と。
まだフリーランスとして活動したばかりなので、ずっと安定して稼げるとまでは言いませんが、かなりメリットあると思うんです。
そこで、今回は私が沖縄でフリーランスをやるならこんなメリットがあるというものをこれまでの経験から伝えていきます。
ぜひ、県外から移住するフリーランスの方や沖縄でフリーランスになろうとしている方、そして現役のフリーランスの人たちの役に立てればと思いますのでゆたしくどーぞ。
県内企業の見積価格が高すぎる
地方ではよくあることだと思いますが、沖縄の企業見積は高すぎると私は思います。東京は競合が多く、販売数も多いので価格が下がる傾向にありますが、沖縄は本当に高すぎます。
例えば、ホームページの作成なんかはいまだに100万以上の見積が出てきます。安くても30万〜50万くらいです。
保守体制が充実しているのであれば企業に依頼する価値はありますが、作成のみでこの価格が出てくるのにはビックリです。
なぜこのような価格が出てくるかというと、
- どこに頼んだらいいのかわからない。
- 相場観がわからない。
- よく分からないのでしょうがない。
という理由です。
ですから、フリーランスの方がしっかりとその見積依頼を取れればちゃんと受注ができます。
このような案件のケースが沖縄にはいっぱい転がっていますよ。
フリーランスが多いので仕事が回ってくる
沖縄は企業数が少ないのか、数多くの人がフリーランスもしくは個人事業主として活動しています。そして副業としてWワークも多いです。
そんな方々は、知人や付き合いのある企業から案件をもらっても自分ひとりで全ての内容をこなせるわけではありません。
そこで、自分の専門外の仕事は専門のフリーランス仲間に仕事を振っていきます。
このように仕事を与えることで、相手からも仕事をもらうし、与えるという関係を築いて日々案件をこなしているのでコミュニティに属していると案外仕事はありますよ。
全国に向けての仕事もできる
インターネットの普及が進んでいるおかげで、世界中どこにいても仕事ができるようになりましたよね。この環境は今後もますます進んでいくでしょう。
これまでの沖縄(地方)は、フリーランスや個人事業主で仕事をすると基本的に内需(その地域で商売すること)がほとんどでした。
内需のビジネスは前述した通り、フリーランスでもチャンスはまだまだあります。
そのうえで、日本に止まらず世界でも注目を集めている沖縄でのリアルビジネスの活動内容をインターネットを使っても取り組むべきです。
例えば、リアルビジネスでカメラマンをしていて、リゾートウエディングの撮影をしているフリーランスの人が、その写真をネット上でも販売するなどです。
このように、リアルビジネスからネットビジネスへと繋がっていきますので、沖縄という素材を生かしたネットビジネスは今後も広がっていくと思います。
沖縄ではフリーランスを目指そう!
というわけで、今回は私が感じるフリーランスのメリットをお伝えしました。
ここまで読んでお気づきだと思いますが、これらの活動を成功させるにはコミュニティが必要不可欠です。
フリーランスのコミュニティや沖縄企業とのコミュニティに属しているからこそ、案件が回ってくるわけです。
ということは、いきなり移住してフリーランスをするということは少々リスクがありますので、一度沖縄企業への転職を考えてみることをオススメしています。
一度沖縄のビジネス状況を把握してから確信を持ってフリーランスになる。それまでに数多くのコミュニティと多少コンタクトを取っておくことが重要です。
ぜひ、沖縄への移住を考えて転職かフリーランス(個人事業主)かを迷われている方は検討してみてくださいね。
実際私も会社運営していた際に見積を数社取ろうと思ってもなかなか見つからないので県内大手企業へ依頼したら100万前後の見積が出てきました。
高いので依頼したくないですのですが、他に見積を取るところがないんです。