沖縄に移住を考えている家族にとって、子育てがしやすい環境はとても大きなポイントですよね。

「沖縄と都市圏では具体的にどんなところが違うのかな?」
「沖縄の人や職場は子育てに対しての考え方はどうなのかな?」

など、沖縄と都市圏の環境の違いは移住前によく知っておく必要があると思います。

今回は、東京に住んだことがあって沖縄で子育て中のうちなーんちゅが感じた県外との違いを紹介していきますのでゆたしくどーぞ。

 

沖縄の子育て環境はどう違うのか?

子ども連れが多い沖縄

沖縄では子ども連れの夫婦がとても多いです。デパートに行ってもそうですし、海に行ってもたくさんの子ども連れを目にしますが、どの子ども達ものびのびと過ごしています。

そして、沖縄は出生率が43年連続全国No.1なので、イクトモ(育児仲間)もすぐに見つかるはずです。

そんなイクトモとカフェでランチ会がよく開かれているので、最近ではキッズルームがあるお店がとても繁盛しているくらいです。

 

Chinen
育児をしている人が周りにいないのはつらいですよね。

沖縄は子どもが多いので相談できる場がありますし、周りには子どもを抱えている夫婦ばかりなので「自分たちも子育て頑張ろう」という気持ちに自然となれるはずですよ。

 

車移動なので親子の会話が増える

沖縄には電車がないので、基本的には車移動です。

そのため、必然的に親子の会話が増えてきます。

子どもが成長していくにつれて、会話スペースを探していくことは大変です。子どもの送り迎えなどの車内も大切な会話スペースの一つですが、公共交通機関が発達している都市圏では難しいですよね。

 

あなたも電車やバスを利用するようになってから、親との会話が減ったように感じませんか?

 

モノレールがあっても、沖縄はまだまだ車社会です。少なくても免許を取るまでは、親のクルマを頼らなければなりません。

 

自然と親子の会話が生まれるのも車社会ならではのことだと思います。

 

Chinen
例えば、アメリカ映画のように車内で親子が会話している様子を想像してみてください。

海沿いを家族で楽しそうにドライブする様子が浮かんできますよね。

車内の会話も家族の思い出になるというのは素敵なことです。

 

子どもに対してフレンドリーな人が多い

沖縄には子どもに対してフレンドリーな人が多いです。それも自分の子どものように可愛がったり、心配してくれる人がいっぱいいます。

「そんなことあるの?」と思うかもしれませんが、沖縄は島国なのでみんなが繋がっているという意識があるのかもしれません。

日本本土も島国なので、青森の人が東京に上京してきたら日本人として接しますよね。もちろん外国から来たとは思わないです。

沖縄の場合、それが小さくなったイメージです。

 

Chinen

沖縄には境界線がありません。琉球諸島全域が沖縄です。敵がいないとも言えるし、”知らない人”が少ないとも言えるかもしれません。

沖縄にいるだけでみんなが身内のように感じるんですね。

 

子どもに対しておおらかな沖縄人

私は一時期、都市圏にも住んでいたことがあります。そのときと比べて感じることが、都市圏にはあまり子どもの気配がなかったなということです。

確かに人口は10倍ほどなので子どもはいるんですが、みんなお行儀よくしすぎていて子どもの雰囲気を感じとれなかったのかもしれません(笑)

 

これは親たちが周りの目を過剰に気にしすぎているせいでしょうか?

 

日本は世界基準から見ると、「異常」なまでに人の目を気にすることで有名ですが、沖縄はそのあたりの意識が少し薄れます。

もちろん日本人ですので、沖縄県民も「人の目を気にする指数」を持っていますが、本土ほどではないと思います。

 

Chinen

沖縄のように子どもに対しておおらかな環境でこそ、子どもものびのびと健康に過ごせますし、すくすくと育っていくように思います。

このような環境も、幸せな毎日を送るための一つの条件なのではないでしょうか?

 

子どもにも優しい広くて深い助け合い精神

職場の人や沖縄全体が育休や産休に理解がある

子どもが多く人口も年々増えている沖縄では(出生率が43年連続全国No.1)、育休や産休に対する理解にも深いものがあります。

 

Chinen
上司や先輩も子育てをして来た人が必然と多いですから、子育てに関わる行動はみんなが応援してくれることが多いですよ。

 

みんなが自分のことのように子育ての話を聞いてくれる

周りの支援は育休や産休への理解だけではないです。みんなが自分のことのように子育ての話を聞いてくれます。子どもが好きな人が多いんですよね。

役所や職場の人はもちろん、たまたま入ったお店のおばぁたちもいろいろと相談にのってくれます。都市圏では遠慮がちだった話題も、沖縄では相談できるということも出てくると思います。

 

Chinen
気を張らずに子育てできるので、心に余裕を持って子育てできていると僕は感じます。

 

託児所や学童クラブが充実している沖縄

沖縄には託児所や学童クラブが数多くあります。

子どもが多いことも大きな理由ですが、沖縄では共働き世帯が多いので、親たちをサポートしようとする動きが浸透しているのです。

Chinen
学童クラブは小学校に隣接していることもあるので、親たちも安心して預けることができますよ。

 

貧困問題への取り組み

沖縄では子どもの貧困が大変問題になっています。
子どもの貧困が29.9%に達し、これは全国平均の2.2倍です。
1人当たりの所得は全国的にも低く、母子世帯の出現率は全国一位です。

そのような子どもの貧困対策のために、行政の施策やNPO等の活動、地域の団体による就学援助や居場所の確保など、貧困問題解消のためにさまざまな取り組みがなされています。

 

おわりに – 現代は沖縄と日本や諸外国が繋がった –

ここまで、沖縄の子育てのしやすさや、沖縄と都市圏の違いについて見てきました。

今回挙げたものは下記の通りです。

 

  • 子ども連れが多い沖縄
  • 子どもに対してフレンドリーな人が多い
  • 車移動なので親子の会話が増える
  • 子どもに対しておおらかな沖縄人
  • 職場の人や沖縄全体が育休や産休に理解がある
  • みんなが自分のことのように子育ての話を聞いてくれる
  • 託児所や学童クラブが充実している沖縄
  • 貧困問題への取り組み

 

「子育てのしやすさ」について考えるときには、自分がどこでどう育ってきたか、周りにどう助けられたか、子どもにはどう育って欲しいか、などを想像することも大切ですよね。

 

Chinen
沖縄に移住して子育てすることは、ひと昔前と比べても強くオススメできます。

 

現代はメディアも発達し、特にインターネットが繋がったことで、沖縄でも日本本土の情報を瞬時に得ることができるようになりました。

もちろん、AmazonなどのECサイトも利用できるので、モノのやりとりも迅速です。

そのため沖縄の人もただの田舎者ではなくなり、さまざまな情報をキャッチし発信する先進的な人も増えてきました。

あなた自身も都市圏の仕事や友人とのネットワークを維持しながら移住することが可能となりましたし、あなたのお子さんも沖縄の浜辺で日本や諸外国の最先端の情報にアクセスできるようになったのです。

このような世界になった今、沖縄で育つことはハイブリットな人材への近道だと思います。日本のなかで「外国を感じられる場所」は沖縄をおいて他にないでしょう。

日本の伝統を尊重しつつ、自由な思考や行動ができる環境、それこそが沖縄だと私は思います。ぜひ沖縄という特有な土地で子育てを存分に楽しんでくださいね。

このサイトでは未来ある沖縄への移住を目指すあなたのために、うちなーんちゅにしか分からない情報を交えながら、さまざまな発信をしていきたいと思います。

 









ネット上に沖縄の友達がいる感覚で聞いてみよう

ブログ記事は日々の考えや役に立ちそうな情報をまとめていますが、普段の僕はSNSで多くの人たちとやりとりしています。

僕はせっかく沖縄にいるので、ぜひ沖縄に関することなら何でも気軽に質問してみてください。

みんなからもらった質問や疑問に対して地元の知り合いに聞いたり、下見なんかもして返信していきますよ。

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沖縄生まれ沖縄育ちの知念が「ローカルでリアルな沖縄」を伝えながら「地方での働き方」紹介するメディアです。 【経歴】名桜大学を卒業後、東京の一部上場企業で7年半SIer営業で最短昇格し年収1,000万円超え。東日本大震災に影響を受け、生まれ故郷の沖縄で生涯を過ごすことを決意し、退社。沖縄で起業、6期目の2018年退任➡︎本業なし社外取締役など副業3つ...地方と東京でパラレルキャリアを実践中。 ネット上にうちなーんちゅの友達が1人いる感覚で気軽にメッセージしてくださいね。ゆたしくどーぞ。