はいさい、知念です。
僕は現在、3つの企業と個別で契約をしながら自分のメディアを持ってインターネットビジネスをしているパラレルワーカーです。
これまでの経歴は、東京の一部上場企業でSIer営業として年収1,000万以上を稼ぎ、地元沖縄へ戻ってから製造卸の会社を起業し、6期目の2018年に退任。その後パラレルキャリアをスタートさせました。
今副業がキーワードとなっていますが、ただ流行りに乗ってパラレルキャリアをしているわけではなく、自分のやりたいことと年収を上げること両方を成立させるためにはどんな働き方がいいのか?考え抜いた末に出した答えです。
そこで今回は、みなさんが思っている副業や複業、パラレルワークと少し違う独自の考え方を紹介していきますので、ぜひこれからの働き方の参考にしてみてください。
目次
圧倒的に年収を上げられる「パラレルキャリア(複業)」とは?
一般的なパラレルキャリアとは?
よく言われるパラレルキャリアは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方です。
簡単に説明すると、「本業を持ちながら、もう一つのキャリアを持つこと」で、副業と同じように捉えられますが、違いは「もう一つのキャリアは報酬を得ることを目的にしていないことも含む」というところです。
サラリーマンをしながら、
- ボランティア活動をするNPO団体に所属する。
- ゴルフのアマチュアプロを目指す。
- 高校野球のコーチをする。
このように、生活基盤の本業とは別に、自分のやりたいことや夢を実現させる活動を報酬とは関係なく行う二つ目のキャリアを持つことをパラレルキャリアと呼んでいます。
- 夢に取り組むことができる
- 新しい人脈ができる
- 人生に充実感が持てるようになる
僕が考えるパラレルキャリア
これまでは一般的なパラレルキャリアとは?を説明してきましたが、僕が考え実践しているパラレルキャリアは少し違います。
僕の場合は、収入を上げることを一番に考えたパラレルキャリアです。
ボランティアや自分の夢の実現のためのキャリアはもちろん重要ですが、僕はまず収入を上げることにフォーカスし、一つの会社で働くのではなく、本業を掛け持ちして複業し、より多くの収入源を確保する働き方がこれからの時代に合っていると考えて僕なりのパラレルキャリアを実践しています。
なぜパラレルキャリアを選んだのか?
- 終身雇用の崩壊
- 副業・副業・兼業解禁、働き方改革法が施行
- 人材不足
今後は企業の解雇規制の緩和が議論されている。(2019年現在)
今は働き方が劇的に変わってきている時代です。これまでのキャリアプロセスは完全に崩壊し、新しい働き方が求められていますよね。
僕はサラリーマンも起業もフリーランスも実際にやってみて、パラレルキャリアを選びました。
働き方の時代背景として3つのポイントがあって、その3つの今後の流れを見据えるとパラレルキャリアが最もこれからの時代に適していると判断したわけです。
それではまず、その考察を具体的に紹介していきたいと思います。
終身雇用の崩壊
企業というコミュニティを失う個人はどこに向かうのだろう…
自由っていうのもまた厳しい現実が多いし…
もっと縛りなく自然に働けるようになるとうまく回る気がするけど…。
地方での働き方をモデルケースにしたいね。
「終身雇用守るの難しい」トヨタ社長が“限界”発言 https://t.co/J2sADObPlf
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年5月14日
少し前から話題には上がっていましたが、2019年から本格的に現場で実行され始めたのが終身雇用の終わりです。
これまでとは違い、一つの会社で昇進をして収入を上げて退職金をもらう。というモデルはもう崩壊しました。
早くに昇進しても年収は頭打ちし、時代に合わないスキルであれば降格、もしくは辞めざるを得ない状況になるかもしれません。少なくともこれまでよりはそうなるでしょう。
そして、終身雇用がなくなるなか、会社内での働き方も大きく変わっていきます。
副業・副業・兼業解禁、働き方改革法が施行
数年後には、ひとつの会社だけで働くなんて考えられないって時代になってる気がする。
政府、副業促進へ政策総動員 就業規則や労務管理:日本経済新聞 https://t.co/f50FlRukUZ
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年6月3日
ムダな残業が減り個人の最大生産性で働くようになったら、残業代分を他で補うように兼業したいよね。
そこでも最大のパフォーマンスをださしたら収入アップに繋がるんだし。
働き方改革法4月施行、先行企業は:朝日新聞デジタル https://t.co/4L96gzmI1K
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年6月3日
これまではより多くの時間を働けば給料が多くなりました。そして、もちろん多く働けば昇進の道も近づいた。
しかし、2019年4月に働き方改革法が施行されてから過度な時間働くことはできなくなりました。もちろんブラック企業は淘汰され、スキルがあって生産性が高い人材は昇進もできて時間もできるようになるのでいいことです。
ただしそれは、一部の限られた人材です。その他の人にとってはこれまで稼いでいた残業代や労働時間でカバーしていたスキルアップや評価を失うことになったわけです。
そして一方では、個人の税負担が増えたり物価の上昇で二重苦三重苦となっている状況です。
そこで、この状況を打破する動きとして、他の会社でも収入源を増やす流れになっていくのですが、それを社会構造も後押ししていきます。
全国的な人材不足
僕が感じている人材不足のパターン
①人口減少によって単純作業をする奴隷労働者不足
②優秀な人材不足
副業や兼業で②の課題解決を攻めるとかなり価値の高い存在になる。
①の仕事したら絶対ダメ!正社員不足は50.3%、4月としては過去最高。正社員、非正社… https://t.co/dcCDC7oLof
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年6月3日
社内での給与アップが見込まれないなか、副業や兼業も解禁されて徐々にもう一つ仕事してもいい流れになりましたよね。
そのうえ、世の中は慢性的な人材不足です。これまでなら仕事を探すのも一苦労でしたが、今はどんどん採用されます。
会社としても、ずっと社員を抱えていけるほど余裕もないので個人の責任で働いて欲しいとなっているので、外で働いて収入源を増やす人が増え、これからはますます雇用の流動性は上がっていくはずです。
僕はこの3つが働き方が変わってきた時代背景だと考えています。
個人で稼ぐ方法が飛躍的に広まってきた【超重要】
これまでの背景を簡単にまとめると、
一つの会社ではずっと働けなくなって、働き改革の残業規制で残業代がなくなるけど給与はその分上げてもらうことはできず、個人で収入源を増やすために副業が解禁され、人口減少の影響もあり人材不足が進み、あらゆる仕事を掛け持ちしていい時代になり、これからもっとこの流れは加速すると考えられます。
なので、僕はパラレルキャリアを選んだのですが、最後に最も重要なポイントがパラレルキャリアへの背中を押してくれました。
それは、インターネットのおかげで個人で稼ぐ方法が飛躍的に広まってきたということです。
これまでの説明の通り、時代背景的にキャリアを複数持ちながら収入を上げる働き方がいいと考えているのですが、パラレルキャリアで最も恩恵を受けるキャリアはインターネットを使って個人が稼げることだと思っています。
ではこれから、どのような働き方をすればいいのか?なぜパラレルキャリアにとってインターネットビジネスが最も必要なのか?
ここからは収入を上げるパラレルキャリアをどのようにデザインしていくべきのかを僕の経験をもとに紹介していきます。
2つのマインドチェンジ
まず、僕もそうでしたが考え方やマインドを180度変えなくてはいけません。
ふわっとしてしまいますが、雇われている時の考え方から社長の考え方に変えるイメージです。
もちろん簡単ではないですし、みんなが社長をやったことがあるわけではないので、とりあえず次の2つの考え方に変えて働くことが重要です。
時間労働をしない
どんなに働き方や報酬が変わっても、時間はすべての人が24時間で変わりません。そして今、ほとんどの人が時間によって報酬を得ていると思います。
しかし、これからは時間で報酬を得ることが逆に難しくなります。
AIやロボットがもうすぐ現場に入ってきます。そうなると、時間で雇われた人はあっという間に職を奪われるはずです。
そのうえパラレルキャリアは複数の仕事を掛け持つわけですが、時間は変わりません。
ということは、生産性を上げて時間の制約なしで成果にコミットする働き方じゃないと掛け持つことができないわけです。
副業ではなく複業という本質は、時間労働は一切しないので2つ以上の本業並みの報酬を得ることができるので、劇的に収入を上げられるということなんです。
本業という考え方を捨てる
もし、時間の制約がない仕事を掛け持つことができるとしたら本業とは一体どれになるんでしょうか?
本業とか副業とかいう枠で仕事を考えてしまうと、メチャクチャ働きにくいです。時間の制約がなく、自分ができることを日々こなしていたらどれも本業のはずですからね。
とりあえず本業だからこれはやらないといけない、副業だから後回しにしよう、、、というマインドではなくて、すべて全力でやろう!というマインドに変えるべきです。
必ずインターネットビジネスをしよう
僕は複数のキャリアを持つことに関して何の疑いもなかったですが、最終的な決め手になった要因はインターネットを使って個人で稼ぐ方法が広まってきたことです。
なんで今からインターネットビジネスに力入れるの?
ってよく言われるんだけど…。
これまでリアルビジネスをしっかりやってきたからこそ、インターネットビジネスで強さを発揮できると思うから。
これからもっと個人がインターネットを使って活躍することは必然なので、
今からでも全然遅くない。— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年5月18日
リアルビジネスと違ってインターネットビジネスがいいところは、
●限界費用が低いのに売上青天井。
>>>始めやすくて利益率高い。●1対nの商売
>>>より多くの人に伝えることができる。●アーカイブを在庫できる
>>>発信をほぼ在庫できて、なおかつ働いてくれる。最後が個人的にこれが一番最強!
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年3月24日
リアルビジネスを自分でやった人なら同意してくれると思うけど、インターネットビジネスの仕組みってまじ最強なんだよね。
コスト、利益率、在庫…リアルビジネスをやるうえで、壁になる課題がクリアされる。
既存のやり方では勝てないなかで、アイディアでやりくりできるようになったのが大きい。
— 知念勇樹 (@chinen225) 2019年1月7日
僕はリアルビジネスに関して多くの経験をすることができました。東京の一部上場企業で年収1,000万以上稼ぐことができたし、会社を起業させて6期続けられたし、個人として今も社外取締役や理事やアドバイザーとして活動させてもらっています。
しかし、リアルなビジネスを掛け持って年収を最大限上げ続けていくことに限界を感じたのも事実です。もちろん一部の人は上げ続けて行けると思うのですが、僕には難しいと思いました。
そこでシフトしたのが、インターネットビジネスです。
- 限界費用が低いのに売上は青天井
- 1対nのビジネスができる
- 単発の商売ではなくアーカイブされる
リアルビジネスで年収を上げようとすると、どうしても補いきれない壁をインターネットビジネスを育てることで突破できると思ったのでリアルビジネスとインターネットビジネスを掛け持つパラレルキャリアを選びました。
どんなに優秀な人でも1社あたりの売上が上がっていけば時間を消費します。そうすると、年収を上げ続けることが難しくなり、また時間を味方にできない働き方を始めないといけなくなるんです。
なので、パラレルキャリアで年収を上げ続けるにはリアルビジネスとインターネットビジネスの両輪を回すからこそ達成できます。というか、これ以外は本質的に厳しいままです。
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キャリアビジョンを持つから成り立つ
もう、一つの会社だけで働く時代じゃないので、複数のキャリアを持つことは当たり前になるでしょう。
そして、複数の仕事をやるにしても時間は限られているので、時間の制約がない働き方としてインターネットビジネスをやることは重要という話でした。
では、どんな内容の仕事をやるか?ですよね。
僕は、複数のキャリアを持つ時に必ず意識していることがあります。
それは、「キャリアビジョンの串刺し」です。
僕のキャリアビジョンは「地方で稼ぐモデルケースになる」ことです。なので、このビジョンに関することで報酬を得られれば仕事なんて何でもいいわけです。
地元企業の商品マーケティングのアドバイザーをやっても、地元イベントの運営理事をやっても、沖縄に進出したい東京企業のプロジェクトリーダーをやっても、沖縄や地方の個人が稼げる方法を発信しても。
働く場所や内容がビジョンに合っていれば、すべてがそのビジョンを叶える手段にすぎません。
そして、そのビジョンに合った仕事を串刺しのように横に並べて仕事をしていけば、おのずとビジョンに近づくわけです。
というわけで、一番の根っこになるキャリアビジョンが決まっているからこそキャリアを掛け持つ働き方ができるし、報酬を気にし過ぎることなく仕事を選んでいけるわけです。
終わりに。
今回は僕独自のパラレルキャリアの考え方を紹介しましたが、まだキャリアを掛け持つ働き方は理解できないことも多いと思います。
なので、このサイトでは、僕自身がパラレルキャリアとして働くうえで実際にやったことや役に立ったノウハウをパラレルキャリア完全マップとして上から順になぞっていけば理解できるように細かく追記もして紹介しています。
キャリアに迷っている人やもっと年収を上げていきたい人にとってパラレルキャリアは、働き方の本質的な考えに役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
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