はいさい!知念です。

 

前回、沖縄県民はもっとインターネットサービスを活用するべき理由を紹介しましたが、今回は沖縄でビジネスする方向けにインターネットサービスの重要性を伝えていきたいと思いますので、ゆたしくどーぞ。

 

なぜ僕が伝えられるのか?

もともと僕は、東京の大手SIerでクライアント企業の課題や問題点をITサービスを使って解決する仕事をしていたので、かなり多くの会社のシステム導入をお手伝いしてきました。

今の時代、企業にとってIT活用は必須でその重要性は十分理解したうえでさまざまな課題を解決できていたと思います。

その後、沖縄で事業を始めたのですが、沖縄で活動しているとIT導入よりもインターネットサービスの必要性を強く感じるようになりました。

多くの企業にITシステムを提案・導入してきた立場と沖縄で実際ビジネスをしてインターネットサービスを活用した経験から沖縄や地方でビジネスする際に役立つ情報を伝えられると思います。

では改めて、なぜ沖縄でビジネスをするならインターネットサービスの活用を勧めるのか?を説明していきたいと思います。

ここからの内容は沖縄での活用で話を進めますが、首都圏以外の地方でも活用ができる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ITとインターネット

まずビジネスでインターネットサービスを活用する話をすると、「ITとは違うの?」とか「うちはIT導入してるよ」となるのですが、ここで話すインターネットサービスはIT導入とは少し違います。

ITの導入とは、会社の販売管理や勤怠管理など自社で管理するシステムですが、インターネットサービスはインターネットクラウドで管理されたサービスを利用することです。

もう少し簡単に説明すると、会社で作ったWordやExcelを保存する場合は自社で構築した(ITベンダーに構築してもらった)サーバーに保存します。

これをインターネットサービスで運用すると、Dropboxやbox、OneDriveなどインターネット上に構築されたサーバーに保存することになります。

自社で運用するわけではなく、インターネットを使ってサービスを受けたり、行ったりするサービスを活用しようというのが、今回伝えたいことです。

 

インターネットサービスのメリット

まず簡単にインターネットサービスの主なメリットを紹介します。

 

  1. 圧倒的にコスパが良い
  2. 管理・運用がとてもラク
  3. 小規模の組織から利用可能

ITを自社で導入するのと比べて、どんなサービスをどんな環境で利用するかによって変わってきますが、ほとんどの分野で上記のメリットが出ると言えます。

 

沖縄でビジネスするならなぜ必須なのか?

インターネットサービスのメリットで紹介した内容をもとに、なぜ沖縄でビジネスするならインターネットサービスが最重要なのか?を見ていきましょう。

 

大企業と同じシステムを利用できる

インターネットサービスの場合、ネットが繋がっていれば利用ができるので東京や大阪にある大企業と同じシステムを利用することが可能になります。

これまでは沖縄にあるITベンダーに依頼するしかなかったIT導入。どうしても技術が追いついていなかったり、妥協しなくてはいけないことが多かったはずです。

しかし、インターネットサービスの場合は管理・運用を一括で運営会社が行うのでどんなに小さな会社でも同じように利用することができるのです。

特に沖縄は島国なので、隣の県の企業へ依頼することもできないので、インターネットサービスを利用して、大企業と同じシステムを利用できることはとても大きなメリットです。

 

Dropboxの導入事例

 

小さな企業でも導入可能なコストパフォーマンス

何と言っても圧倒的なコストパフォーマンスが一番の魅力です。

沖縄にある企業は99.9%が中小企業です。中小企業にとって、IT導入のコストはとても大きな支出となりますよね。

例えば、自社で管理するサーバーは購入するのに100万以上します。リースで組んで月額20,000円ほど。そしてプラス保守が10,000円〜って感じでしょうか。

各ITベンダーによって違いはあるものの、月に50,000円程のコストがかかってくるはずです。

しかし、クラウドのストレージサービスを利用するとどうでしょう。

ストレージサービスで一番有名なDropboxの場合、ビジネスプランの月額は2,000円/1ユーザーです。

もちろん利用する人数や規模によって違うので一概に比較することは難しいですが、経験上クラウドサービスの方がコストは安くなります。

このように、かなりコストパフォーマンスがいいので小さな企業でも利用することが可能なんです。

 

ネットが繋がっていればアクセスできる

ネットが繋がっていることでのメリットは大きく分けて2つあると考えています。

一つ目は、社内へのアクセスです。

沖縄は島国なので、出張が多いのが特徴です。東京や大阪、沖縄の離島などに出張に行くと社内のデータを見たりすることは難しいですよね。

これまではシステムを構築して社内へアクセスしていましたが、インターネットサービスだとネットが繋がっていればアクセスすることができます。

そして、2つ目は、社外のユーザーや取引相手とのやりとりです。

沖縄は出張で行くことも多いですが、県外の人とのやりとりも必然と多くなります。もちろんお客様も含めてです。

そうなると、どうしてもできないことが増えてきます。

書類を送ったり、情報を共有したり、お客様へ発信したりするにはIT導入だけでは無理なことが多いです。

しかし、インターネットサービスであれば、場所にとらわれずやりとりが簡単にできて業務効率も上がるメリットがあります。

 

まとめ

今回は沖縄でビジネスをするならインターネットサービスが必須な理由を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

沖縄という特殊な立地の場合、距離のハンデを無くしてくれるインターネットサービスはビジネスを行ううえでとても重要ですよね。

今回の記事では分かりやすくするためにサーバー導入の例を出しましたが、インターネットサービスはまだまだあります。そして、これからも主流になっていくと僕は考えています。

というわけで今回は以上です。

ぜひ、沖縄でビジネスを展開する際には参考にしてみてくださいね。









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沖縄生まれ沖縄育ちの知念が「ローカルでリアルな沖縄」を伝えながら「地方での働き方」紹介するメディアです。 【経歴】名桜大学を卒業後、東京の一部上場企業で7年半SIer営業で最短昇格し年収1,000万円超え。東日本大震災に影響を受け、生まれ故郷の沖縄で生涯を過ごすことを決意し、退社。沖縄で起業、6期目の2018年退任➡︎本業なし社外取締役など副業3つ...地方と東京でパラレルキャリアを実践中。 ネット上にうちなーんちゅの友達が1人いる感覚で気軽にメッセージしてくださいね。ゆたしくどーぞ。