はいさい、知念です。
働き方改革、副業解禁、終身雇用の終了、人生100年時代、年金問題、1億総〇〇時代、、、
いろんな方面から働き方や生き方が変わっていく時代ですよね。
明らかにこれまでのやり方が合わなくなってきて、これから新しいやり方や考え方が必要になっているなかでパラレルキャリア・パラレルワークという働き方が注目されています。
僕もこれまでのやり方に疑問を感じて、これからどうしようかと考えていた時にパラレルキャリア ・パラレルワークという働き方が最適だと思って実践しています。
そこで今回は、新しい働き方として注目されているパラレルキャリア ・パラレルワークとはどんな働き方なのか?そしてなぜ僕は実践しているのか?を紹介していきたいと思います。
目次
パラレルキャリアとは?パラレルワークとは?
まずパラレルキャリアとパラレルワークとはどんな働き方なのか?簡単に説明したいと思います。
パラレルキャリアとは?
よく言われるパラレルキャリアは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方です。
簡単に説明すると、「本業を持ちながら、もう一つのキャリアを持つこと」で、副業と同じように捉えられますが、違いは「もう一つのキャリアは報酬を得ることを目的にしていないことも含む」というところです。
サラリーマンをしながら、
- 好きな仕事や学びたい仕事を企業に勤めてやる
- ブロガーやユーチューバーなど個人の発信をする
- ボランティア活動をするNPO団体に所属する。
このように、生活基盤の本業とは別に、自分のやりたいことや夢を実現させる活動を報酬とは関係ない活動も含んで行う二つ目のキャリアを持つことをパラレルキャリアと呼んでいます。
- 夢に取り組むことができる
- 新しい人脈ができる
- 人生に充実感が持てるようになる
パラレルワークとは?
パラレルキャリアはキャリアを複数持っている状態のことを指して、パラレルワークは複数のキャリアを持って働いていることを指しています。
僕自身も言葉の線引きは曖昧ですが、パラレルキャリアとほぼ一緒だと考えていいと思います。
なぜパラレルキャリアという働き方に変わると思うのか?
これまでは新卒で採用された企業で勤めあげることが当たり前でした。僕も何の疑いもなく上場企業に入社した一人です。
しかし、サラリーマンをしていて「この働き方は長く続くかないな」と、ある時に悟りました。そして今は大企業が続々と終身雇用の終了を発表しています。
これからは間違いなく、「勤めた会社が一社だけ」という人の方が少ない時代になります。
とはいえ、そうなる感じはあるけど、まだ理解できないという人も多いはずです。
ここからは僕が確信を持ってパラレルキャリアという働き方に踏み出せた考え方をお伝えしたいと思います。
昭和の働き方が特殊だった
僕たちの親世代から受け継がれた働き方というのが「頑張って大学まで出て、大きい企業へ入社し、出世を目指し辞めずに勤め上げ、退職金をもらって、老後を過ごす」というものだと思います。
なぜか北海道の人から沖縄の人までこの働き方は大筋理解できるはずです。
しかし、この働き方で成功した人たちしかいないこの世の中では疑問を持ちませんが、もう少し長い歴史の中で考えたら昭和しかこの働き方をしていません。
というのは、昭和の前までは一つの組織で働き続けることなんてほとんどなかったんです。
江戸時代だって百の仕事をしているから百姓で、僕らのおじいちゃんおばあちゃん世代だって畑仕事をしたり商売をしたり収入を上げるためなら色々な仕事をしていました。
もちろん働き方は進化しています。昔の働き方から進化させたから終身雇用制度だったことは間違いありません。
しかし、昭和時代という高度成長期にはベストマッチだった終身雇用制度の働き方は、そもそも特別だったわけです。
だから働く会社が生涯一社だけというのは成長している時代にだけ合う働き方です。
もともとみんなパラレルキャリア
高度成長している時代はガムシャラに働くことでどんどん成長していたので、脇目も振らず一つのことをすることが正解でしょう。
しかし、その他の時代は何が正解かが分からない混沌とした状況です。
そんな時代は、逆に色々なことをしないと乗り越えられないはずです。なぜなら、これからの正解を見つける作業をしているので、とにかくやってみないと分からないからです。
そして、その正解が出るような時代はほとんど訪れません。
日本でもこんなに成長できたのは昭和ぐらいです。
ということは、ほとんどの時代で複数の仕事をしているパラレルキャリアという働き方をしているんです。
こっちの方が普通で自然なんです。
一つの会社だけでは絶対に分からない
これからの正解が何か分からない時代に突入したなかで、終身雇用のように一つの会社で正解を掴むことはほぼないと言っていいです。
一つ一つ色々なことをやってみないと正解は掴めないです。
ましてやインターネットの影響で時代の移り変わりがとてつもなく早い。複数の仕事をしながら次々とその仕事を変えていくぐらいの働き方でもいいくらいです。
今注目を浴びているトップビジネスマンはそんな働き方をしているように見えます。
人生100年時代の解決策はたった一つ
終身雇用の話になると決まって人生100年時代の働き方の話題になりますよね。
100年生きる時代なんだからどうやって老後を過ごすのか?どれくらいの貯蓄があればいいのか?
この答えはたった一つ。
働き続けることです。
死ぬまで働けばこの問題は解決します。そしてその為には、パラレルキャリアという働き方が必要です。
30代なら今から70年後も続いている会社を見つけて入ってクビにならないなんて奇跡です。
だから色々な仕事をやるんです。
そしてもう一つ、パラレルキャリアをやる重要なポイントがあります。
それは、働き続けるなら好きなことでなければできないので、好きな仕事を見つける為にいっぱいの仕事をして見つけるんです。
近代の仕事は無理やり働くイメージが強すぎます。それもそのはず、嫌でもやめないのが昭和時代の働き方なのでしょうがないですが…。
本来なら好きだから働くわけです。
でも本当に好きな仕事なんてすぐには見つかりませんよ。
だから色々な仕事をやるんです。
まとめ
今回はパラレルキャリアの説明と僕がなぜパラレルキャリアを実践しているのかという考え方を紹介しました。
昭和という時代の成功は世界にインパクトを与えるほど素晴らしい功績だったので、上の世代の人がゴリ押ししてくるのは分かります。
しかし、もうそんな時代は終わったんです。
これからはまた新しい働き方で進まないといけない。
そして、そのうえで僕は、これからパラレルキャリアをすることで終身雇用で働く人よりも収入を上げられると思って実践しています。
そのことについても他の記事で書いていますので、ぜひご覧ください。
そんなに難しく考えず、シンプルに「一つの会社で勤め続けるのが無理なら複数仕事をやろう」という感覚でいいと思っていますので、この記事があなたのキャリアプランの参考になったら嬉しいです。
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