はいさい、知念です。
副業解禁、働き改革による残業規制や有休消化などで「複数のキャリアを持ちたいけど、何から始めたらいいの?」「今話題のパラレルキャリアを始めたいから基本的な考え方ややるべきことを知りたい」
というような疑問に答えていきます。
僕のパラレルキャリア論
これからはほとんどの人がパラレルキャリアになって複数の仕事や社外活動を掛け持って生きていくことは、当たり前の時代になります。
そこで今回は、パラレルキャリアの始め方と必ずやるべきこと3つを実際にパラレルキャリアをしている経験からご紹介します。
パラレルキャリアをしない場合でもこれからの働き方に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
パラレルキャリアの始め方
まずパラレルキャリアを始める前に理解しておきたいことから解説します。
少し曖昧な部分もありますが、大方この考え方で問題ないと思いますので、イメージは掴んでおいた方が迷うことなく、パラレルキャリアへのステップが踏みやすいです。
パラレルキャリアとは?
よく言われるパラレルキャリアは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方です。
簡単に説明すると、「本業を持ちながら、もう一つのキャリアを持つこと」で、副業と同じように捉えられますが、違いは「もう一つのキャリアは報酬を得ることを目的にしていないことも含む」というところです。
サラリーマンをしながら、
- 好きな仕事や学びたい仕事を企業に勤めてやる
- ブロガーやユーチューバーなど個人の発信をする
- ボランティア活動をするNPO団体に所属する。
このように、生活基盤の本業とは別に、自分のやりたいことや夢を実現させる活動を報酬とは関係ない活動も含んで行う二つ目のキャリアを持つことをパラレルキャリアと呼んでいます。
- 夢に取り組むことができる
- 新しい人脈ができる
- 人生に充実感が持てるようになる
もっと詳しく知りたい方へ
副業とは違う
一般的なパラレルキャリアと副業の違いというのは、「収入をメインに考えているか?そうでないか?」です。
パラレルキャリアの場合は、自分の好きなことや自分の成長のために第二のキャリアを軸にしている。
副業の場合は、副収入として本業とは別に収入を増やすために働くことを軸にしている。
ここが一番の違いになります。
とはいえ、パラレルキャリアと副業を分けると、どちらかを取ったらどちらかが減る…みたいな考え方になって僕は違和感を感じています。
なので、僕が考えるパラレルキャリアは第二のキャリアで自分の成長に繋がる仕事をして将来的に収入も上げよう。と実践しています。
もっと詳しく知りたい方へ
趣味とも違う
この部分も曖昧ですが、趣味はどちらかと言うと自分に軸が向いています。
自分がやっていて楽しい、ストレス発散ができる、自分の健康維持のためにやる、、、など自分だけの為に行うことが趣味です。
好きなことや成長できることをやるのがパラレルキャリアなので、自分の為の趣味とは違います。
では、どう違うのか?
社会や他人の為に自分ができることを活動する点が圧倒的に違います。
自分が成長する為に仕事を複数やることやボランティア活動をすることは他人へ貢献することなので、趣味とは違いますよね。
そこがキャリアを持つことと趣味の違いです。
何がパラレルキャリアを始めるってこと?
では、何がパラレルキャリアを始めることなのか?というと、肩書きを持つことです。
わかりやすく言えば名刺が増えることです。
例えば、もう一つの会社に勤めたら名刺が増えますね。収入はもらえないけど、町内会長としてボランティア活動したら町内会長として名刺がまた増える。
このように、肩書きが複数あればパラレルキャリアです。
なので、パラレルキャリアの始め方としてやることは、もう一つの肩書きを持つことです。
収入に関わらず自分が本気で打ち込める肩書きを持ちましょう。
必ずやるべき3つのステップ
ここからは、パラレルキャリアとして肩書きを持とうと思った時に必ずやってほしいステップを僕の経験から3つお伝えします。
今できる限りの時間を作る
まず最初にまとまった時間が必要です。
「何をやるのか?」を考える時間もそうですし、やることが決まったら必ず時間が必要になります。
何より大事なのは、時間なんです。
なので、今やっている仕事を効率的に終えて、その他の時間もうまく使いながらしっかりとパラレルキャリアの為の時間を確保しないといけません。
確保するべき時間の目安として、最低1時間は作りましょう。
そしてそれは、細切れの1時間ではなく、丸1時間作りましょう。朝出社する前の1時間や寝る前の1時間などじっくりできるようにすることがポイントです。
何が「やりたい?」、何が「できる?」を知る
そして時間ができたらしっかり自分と対話をします。
自分は何がやりたくて、何ができるのか?
完璧に理解して細かく決めないで、ぼんやり大枠のやりたいことを決めて、今自分のできることを書き出すくらいでいいです。
というか、どうせ完璧には決めることも理解することもできません。
考えてみて、やってみて分かることも多いですからね。
でも大きな道筋がないとどこに進んでいいかが分かりませんから、ぼんやりとでいいので自分のやりたいことを決めて進みましょう。
そして、やりたいことやできることに沿って、就職活動をしたり、地域のボランティア活動をしたり、オンラインサロンに参加してみたり、いろんな肩書きを持ちパラレルキャリアを実践しましょう。
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発信の場を持つ
やりたいことに向かって肩書きを持ったら、立派なパラレルキャリアですが、僕はさらにインターネットで発信の場を持つことをおすすめしています。
先ほど話した趣味とパラレルキャリアの違いもそうですが、発信をしていることで趣味からパラレルキャリアに変わります。
自分の為にやっている好きなことをブログで発信したらブロガーですし、YouTubeで発信したらYouTuberです。
SNSも含めて発信していきましょう。
自分だけでやっていた趣味を発信することで受け取った人の為になるかもしれません。
なので、必ずインターネットを使って発信をするべきです。
ワクワクする心に従おう!
今回、パラレルキャリアの始め方を僕の経験からやるべき3つのステップとして紹介しましたが、一番重要なことはやりたくてワクワクすることを見つけることです。
自分が本当に好きなことってなかなか見つけにくいものなんですよね。
どんなに時間がなくて疲れていても、ストレスなくやってしまうような好きなことを見つけて行動することが最も重要です。
収入がなくても好きだからずっと続けられるような活動です。
そしてそのことを発信してください。
別に自分だけの為にやるなら趣味でいいですが、自分がなんのストレスもなくこなせる活動が誰かの役に立つって素晴らしいことじゃないですか。
もし収入を上げたくてパラレルキャリアをしたい人でも、夢中になれる好きなことをやって発信をしていけば、おのずと収入は上がるはずです。
なぜなら収入が上がる本質は誰かへの価値提供がお金に変わることだからです。
それについては、僕が自分の好きなことやできることを発信することで成長させてもらい収入も上げられるようにパラレルキャリアに取り組んでいて、圧倒的に収入を上げる「パラレルキャリア(複業)」という働き方とは?でもっと詳しく記事にしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回は複数の仕事を持つパラレルキャリアとしてお伝えしていますが、一つの仕事に情熱をかけて働いていても本質は一緒だと思いますので、この記事があなたのキャリアプランに役立てたら嬉しいです。
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